片づけでまず最初にやるべきは、整理整頓ではないということが身に染みてわかりました。
身の回りさえきれいであればと思い、なんでもかんでも押入れに突っ込んでいたら、ある時雪崩が起きてしましました。
いわゆるクレヨンしんちゃんのおなじみのシーンのような状態です。
これは、ヤバいとブラックホール化していた押入れの整理整頓を始めたのですが、一向に進みません。
2週間もこのような状態で変りません。
そもそもモノが多すぎることが問題で、捨てられないことが課題だと気づくようになりました。
いつか使うものだからとしまってあるもので、こたつや扇風機など季節家電は、エアコンを購入したことであまり活躍しなくなっています。
まだ使えるからともったいない精神が、結局家を苦しめているのだということにようやく気づくことになります。
ものを捨てることは勇気がいることです。
もったいないという気持ちもありますが、手放す瞬間心が痛み、罪悪感にかられます。
でも、勝間和代さんのいう「買戻し」についての考えを知って、私はだんだん克服することができました。
しかし困ったのが、旦那のものです。
他人のものだから勝手に捨てるわけにはいかないですし、私の気持ちのペースを夫に押し付けるわけにもいかないと思うからです。
押入れの中からは、コレクションしていたフィギュアと、被らないバイクのヘルメットがゴロゴロと出てきました。
フィギュアは20点、ヘルメットは計5つもありました。
フィギュアは集めるときりがないので増えてしまうのは仕方ないって思うのですが、ヘルメットはせいぜい1人ひとつあればいいはずですよね。
私も災害用のヘルメットを用意してありますが、それだけです。
旦那は、被りもしないヘルメットをため込んで、捨てるに捨てられない状態にあるようです。
中には、ほとんど新品のように真新しいピカピカのもあって、さすがに捨ててほしいとは言えません。
フィギュアの価値はよく分からないので、夫に任せるとして、ヘルメットは専門のショップだと高額で売れるというので調べておきます。
要らないものが高く売れてお金になれば、捨てる気持ちも楽になりますしね。
私は、断捨離してミニマルな生活を目指すことにします。
それは夫にも理解してもらわないといけないので、少しづつ洗脳……いやいや、教育をしているところ。
夫婦一緒に足並みそろえば、あっという間にミニマルライフが始めらそうなんですがね。